米小学校銃乱射事件受け、大統領声明 銃規制強化へ 共和党、NRAの反発大

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小学校銃乱射事件
アメリカ東部のコネティカット州の小学校で、14日午前、男が銃を乱射し、
5~10歳の子供20人と校長ら大人6人の計26人が死亡した事件を受けて、
オバマ大統領が緊急記者会見を開きました。

オバマ大統領は、

「このような悲劇がもう起きないよう、政治を抜きにして、意義のある行動をとらなければならない」

と、涙ながらに声明を発表し、銃規制の強化に意欲を示しました。

何度こういう事件を繰り返せば、実際に銃規制が行われるのでしょうかね。
乱射事件以外でも銃が規制されていれば起きなかったかもしれない悲しい事件も多いです。

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しかし、オバマ大統領も銃規制に反対する全米ライフル協会(NRA)の政治的影響力を意識して、
結局、明確な行動は示さずに先延ばしになっています。

そして、また事件の繰り返し。
やはり、アメリカでは銃規制は無理なんですかね。
その件に関して、経済学者の池田信夫さんは、

アメリカのようにすでに銃が社会に広く行き渡ってしまった社会では、自分だけが銃を持たないと危険だからである。これはゲーム理論でおなじみの囚人のジレンマで、全員が銃を持たないという最適解がナッシュ均衡ではないとき、自分だけが持たない最悪の状態よりは全員が持つ次善の状態(ナッシュ均衡)を選ぶことは理解できる。
池田信夫blog 2007年04月17日

と、説明しています。
確かに、自分だけ最初に丸腰になるのは怖いかもしれません。
でも、銃を持たないで生活している人なんて沢山いますよね。

ゲーム理論が正しいとすれば、民主党が提案しているようなゆるやかな銃規制は、かえって犯罪を増やすおそれが強いし、世論の支持も得られないだろう。やるなら憲法を改正して軍・警察以外の銃所持を全面的に禁止し、一挙に徹底的な「銃狩り」をやって、国民全員を強制的に最適解に閉じ込めるしかない。これはアメリカにとって「テロとの闘い」よりもはるかに重要だが困難な闘いだろう。
池田信夫blog 2007年04月17日

そうですね、今、護身用として銃を持っている人が、納得して銃を手放すとすれば、
一挙に徹底的な「銃狩り」しかないだろうと思います。

しかし現実的に無理そうですね。
たとえ、一般市民の銃規制が成功しても、国家権力の横暴や
銃の密売など、とても一筋縄では、行きそうにありません。

米国で銃の死者が年間3万人に上る中、銃規制派と規制反対派は拮抗しているそうです。
フロリダ州など30州以上で採択された「スタンド・ユア・グラウンド(撤退不要)法」という、
公的な場所でも身の危険を感じた場合は、相手に立ち向かい、先に発砲することを認めた法律が
施行されてから、正当防衛による殺人件数がフロリダで3倍になったという報道もあります。

いっそのこと、全く銃の所持を許さない特区を作って銃の所持反対の人を住ませ、銃の所持に賛成の人と分けてしまうというのは難しいでしょうかね。

そちらのほうが安全だという結果が出れば、反対派としても考えざるを得ないように思います。
まあ、どのみち反対でしょうけど。

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