久間三千年 (くまみちとし)元死刑囚のDNAと犯人のDNA不一致の可能性

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福岡県飯塚市で1992年、小学1年の女児2人が殺害された飯塚事件で、
死刑が執行された久間三千年元死刑囚=当時(70)=の弁護団は25日、
被害者の体などから検出され、犯人のものとされるDNA型の写真のネガフィルムを専門家が
鑑定したところ、元死刑囚のDNA型と一致しない可能性が浮上したと発表した。

弁護団によると、ネガフィルムは警察庁科学警察研究所に保管されているものという。
事件では、元死刑囚側が2009年10月、福岡地裁に再審請求している。
(情報元 時事通信10月25日)

大変なことがわかりましたね。
どうやら取り返しの付かない過ちを犯してしまったかもしれないと
いうことです。

この件についてネットでは死刑廃止論に拍車がかかるのではないかという
見方が強まっています。

久間元死刑囚は一貫して容疑を否認し、執行前に何度もDNA照合せよと求めたが司法は拒否し、
刑が執行されてしまいました。

今回の事件に関して、冤罪の可能性が出てきたということで、冤罪が
確定したわけではありませんが、足利事件同様、現行の裁判や捜査方法等に問題があることは、
間違いなさそうです。

前々から言われていることですが、無実の罪で刑を受けた方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。
人を殺した死刑囚を殺す意義と、無実の方が殺される過ちとどちらに重きを置いて考えなければならないかというと、無実の方が殺される事のほうに問題の軸を置かなければならない気がします。

二人以上殺した死刑囚を殺そうとして、国がまた新たに罪のない人を殺す。
なんともやるせない構図です。

死刑制度はやはり遺族側の感情の拠り所として存在しているのだと思うのですが、
もし死刑廃止をするのであれば、敵討ち制度の復活、それが現実的ではないのなら、
やはり終身刑を設けるよりしかたない気がします。
財政的な問題もあると思いますけど。

遺族としてはもし犯人を殺せないにしても、出所して普通の暮らしをするなんて、
絶対に納得できるものでは無いですからね。

難しい問題です。
まずは死刑制度のある現状の中で、冤罪による刑の執行を
限りなくゼロに近づけていくようにするしかありません。

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