水戸市の市立中学校で27日、保護者の女性(46)が授業中の教室で包丁を出す騒ぎがあり、水戸署は同日、この女性を銃刀法違反の疑いで逮捕した。署によると、女性は「息子が生徒から嫌がらせを受け、相談するために学校に行った。本気を示そうと包丁を見せた」と話しているという。
(引用元 朝日新聞社)
こういう事も起きるだろうとは思っていましたが。
この女性は子供の相談をするために学校にきていて、
4時間目の終了間際に教室に入り、バッグから 刃渡り約16センチの包丁を取り出したところ、
生徒たちが騒いだため、異変に気づいた別のクラスの先生たちが取り押さえたそうです。
なんか悲しい事件ですよね。
お母さんの気持、痛いほどわかる気がします。
これだけイジメによる自殺が問題となっている昨今、自分の子供がイジメによって
登校拒否をし始めたら、そりゃあ居ても立ってもいられないでしょう。
例えば先生に相談しただけで、先生の方から注意してもらったとしても、
イジメを行う生徒が素直にイジメをやめるとは到底思えません。
ヘタをすれば、エスカレートする可能性もあります。
この母親も相談するだけでは解決はしないと思っていたんでしょう。
この事件に対して、ネットユーザーからも、
「カーチャンってこういうもんだよな。我が子のためならなんだってするんだ。」
「母ちゃん大事にしろよ 」
「やり過ぎだとは思うけど愛を感じる 」
「まあ、こうするしかないわな
自殺するまで学校は対応してくれないんだから 」
と、この母親を擁護するコメントがたくさん寄せられています。
なんかこのコメントを見ていたら、涙が出てきてしまいます。
本当に学校側や教育委員会は親身になってイジメられている子の心境を
考えたことがあるのでしょうか。
結局きまりきった対応しかできないので、こんなふうに親御さんも
命懸けで子供を守らざるをえない状況に追いやられてしまうのでしょう。
まず、この母親を非難する前に、まともに対応を取れなかった、
学校側、教師ら自らが恥じるべきではないでしょうか。
イジメ問題には早急な対応が必要とされていますね。